中国広告法について
2016.09.26
2015年9月1日より中国の広告法が改正されました
Consumer向けに限らず、ビジネス展開する上で広告は非常に重要ですが、関連法が2015年9月1日より改正施行されています。
いくつかの注目すべき点をご紹介します。
知らない・使ったことのない商品の推奨等を行ってはならないと規定されました。また10歳未満の未成年者がキャラクターになる事も禁じられました。
最高級、国家級、最良などの用語使用が禁じられています。
広告中でデータなどを使用する場合、そのデータの出所や有効期限を明示する必要が有ります。
麻酔薬、向精神薬などの特殊医薬品などは広告禁止となっています。
効能や安全性についての断言や保証表示はできません。また、予防や治療効果について触れることもできません。
イメージキャラクターの使用も出来ません。
健康、養生知識を紹介する形で、医療や薬品、健康食品の広告は禁止されています。
酒類の広告では、飲酒の誘導、無節操な飲酒の宣伝が禁じられています。また、飲酒の動作を示したり、車両等の運転を表現する事が禁じられています。
校内・園内での広告活動禁止の他、教材や補助教材、文具などへの広告が禁じられています。
ユーザの正常なネット使用に影響を及ぼしてはならず、ポップアップ広告などは、目立つ位置に閉じるボタンを用意する必要が有ると規定されています。
上記は一例で、その他にも様々な規定が有りますので、専門家へのご相談を推奨いたします。
なお、本記載が不正確であったことにより生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます。
中里